詩連想図
  江上吟  李 白
木蘭の竝ケ棠の舟 
  玉簫金管両頭に坐す
美酒尊中千斛を置き 
  妓を載せ波に随って去留に任す
仙人待つ有って黄鶴に乗じ 
  海客心無く白鴎に随う
屈平の詞腑日月を懸け 
  楚王の台しや空しく山丘
興酣にして筆を落とせば五岳を揺るがし 
  詩成って笑傲すれば滄州を凌ぐ
功名富貴若し長なえに在らば 
  漢水も亦応に西北に流るべし
           吟
             磯村岳朋
             森 岳
             菊池岳悠